オイル管理システムの流れ
1適切な検査を行うための豊富な機材
マシンの健康状態を測るため、オイルを150~200ml採取します。
2サンプルオイルの分析
サンプルオイルの汚染度・水分・酸価値・塩基価値測定や顕微鏡検査・写真撮影などを行います。また、必要に応じて、更なる精密分析を実施します。これらのオイル状態把握により、故障予知が可能となります。
3分析結果報告・改善提案
傾向分析一覧表、傾向管理シート(各マシンの健康診断表に相当)の2種類でご報告します。分析結果に基づき、最善の改善提案を行います。
4JASSケミカルチューニング
添加剤による強制洗浄、配管フラッシング、浄油機によるコンタミ除去を行います。浄油作業はマシンを稼働したまま行いますので、稼働停止する必要はありません。状態に応じて、タンク内清掃、フィルター洗浄も行います。
5経過測定・結果報告
作業終了後もサンプリングを行い、オイルの状態を分析して数値結果を報告します。劣化したオイルは再生し、性能アップしたオイルに。以後、定期的にサンプリング分析を行っていきます。
よくあるご質問
- 新油交換のほうが安いのでは?
- 費用対効果を考えると一概にそうとは言えません。なぜなら、新油交換だけではマシントラブルは減りませんし、チョコ停・油漏れも解消しません。
比較するなら、
新油交換代+故障修理代+消耗品代 > JASSオイル管理システム費用
となると思います。 - オイル交換は不要になりますか?
- はい、不要になります。
なぜなら、オイルは元々長期的に使い続けられる性質を持っています。JASSオイル管理システムは、「浄油+JASS添加剤+目減り分だけ新油補充」によって性能回復したり、新油以上に力を持ったオイルへと変身させます。よって、当社にお任せいただくと交換不要になります。 - スラッジ有無の判断はどうすれば分かりますか?
- 例えば給油口の網を見てみてください。もし、周りにベトベトしたガム質の物がついていれば、それがスラッジです。ただし、スラッジは本来オイル中にアメーバのように存在しているので、サンプリング分析で確実に分かります。
- 浄油作業中は機械を停めないといけませんか?
- いいえ、停める必要はありません。むしろ稼働中の方が、強制フラッシング効果が高まります。
- 浄油にかかる時間はどのくらいですか?
- 目安として、約1000リットルまでは、1日で浄油できます。複数のマシンやオイルの状態によって作業時間は変わってきますので、詳しくは担当者にお問い合わせください。
- ケミカルチューニング後、どのくらいもちますか?
- 稼働時間と油温などの条件や機種によって左右されますので一概には言えませんが、1年から2年は持ちます。ただし、6カ月から1年サイクルで定期的にオイルのサンプリング分析を行い、経過観察することをお勧めしています。
- タンク内清掃をしなくて済むようになりますか?
- 初めてお伺いする工場では、分析結果によりタンク内清掃をする場合もありますが、既に当社オイル管理システムを導入して頂いてる工場では、タンク内清掃はほぼ行っておりません。
- 省エネ効果はどれくらいありますか?
- 5~10%の省電効果実績があります。ご希望であれば作業前後の電力測定を行うこともできますので、ご相談下さい。
- タンクに水が入ったんだけど水分除去できますか?
- 分析結果によって、少量であれば浄油機除去することは可能です。
- もっと詳しく知りたいのですが?
- 各種資料・改善事例集をご用意しておりますので、お気軽にご相談下さい。また、ご要望があれば、研修会等での説明も可能です。
- 無料分析サービスはありますか?
- ございます。最初の1検体無料でオイル分析によるマシンの健康チェックを致します。「どうも不具合が多い」「停まると大変!」というマシンがあれば、今すぐご相談下さい。