油圧システムトラブルの原因

油圧システムトラブルの最大要因

油圧システムトラブルの要因No.1は「作動油・潤滑油」です。さらに、この内の80%は油中の汚染物質が主なトラブルの原因で、その大半が「スラッジ(汚泥)」と判明しています。スラッジがマシン内の回転軸やベアリング、弁、パルプ、ポンプなどの作動部や配管内に付着し、蓄積するのです。スラッジを除去せずに放っておくと、オイル漏れ、チョコ停、異音や振動の発生、圧力の不安定などを引き起こす原因となります。

オイルが原因で起こるトラブル

定期的に更油しているのに不具合がおさまらない

不完全なフラッシング、マシン・配管内の付着物質の残りが原因と思われます。

漏れがひどい

スラッジによるシールの隙間・腐食、オイルの温度上昇や粘度低下が原因と思われます。

チョコ停・誤作動が多い

電磁弁・制御弁・軸受・摺動部分に粘着質の物質付着、または目詰まりが原因と思われます。

電気代が高い

潤滑性が低下することで負荷が増大したものと思われます。最悪の場合、焼付になります。

タンク清掃が大変

オイル劣化が早いものと思われます。また、マシンの老朽化が進んでいるものと思われます。

新油交換だけでスラッジが除去できない理由

マシン内にこびりついたスラッジは新油交換だけでは除去できません。オイル内にスラッジが発生しているということは、配管内、弁、バルブにもスラッジが固着していることを意味します。この固着したスラッジは、作業をしない限り、新油交換しても除去できません。

血管の詰まりは万病の原因。それはマシンも同じです。

本来の潤滑性能を取り戻す
「JASSオイル管理システム」

JASSオイル管理システムを導入することで、突発故障・定修費用の減少やチョコ停・誤作動の解消、新油交換不要(廃油コスト低減)、廃油・廃棄物の発生量大幅減少などの効果が見込めます。

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